転職理由は具体的に
転職理由は集約すると次の4つに大別されます。- キャリアップ(他にやりたい仕事がある、仕事内容に不満)
- 将来への不安(会社・業界の将来性)
- 待遇の不満(給与・残業・休日)
- 会社都合(倒産・リストラ・契約満了含む)
1.キャリアアップ
ポジティブということで頻繁に使われる転職理由です。キャリアップが転職理由である場合は、単に転職理由はキャリアップアですと答えるのではなく、具体的に説明できるように準備をしておかなければなりません。あなたにとって、何がどうなることがキャリアアップなのか、なぜそれがあなたにとってキャリアアップなのか、それらを面接で説明できるようにしましょう。例えば、有価証券報告書作成に携わるようになることがキャリアップなのであれば、なぜそれがあなたにとってキャリアップなのかです。
有価証券報告書作成を行っている企業を上場企業と仮定すると約4,000社、一方で、総務省の統計によれば会社企業数は約180万社です。数値だけみれば、0.2%の企業でしか通用しないスキル=ほとんど汎用性のないスキル=役立たないスキルとの見方もできます。それにも拘らず、なぜ有価証券報告書作成があなたにとってキャリアアップなのか、そこまで詰めることができれば十分です。
もう一つ大切なのは、なぜ今なのかです。特に既に退職してしまっている場合は、「なぜ今、キャリアップのために退職したのか?」に答えれるようにしておきましょう。キャリアアップであれば、「何も辞めなくても就業しながら転職先を探せばいいのでは?他に本当の理由があるのでは?」と面接官は思います。
2.将来への不安
会社や業界の将来性への不安という理由は漠然としていることが多く、あなたのことやあなたの(前)勤務先を知らない面接官に納得してもらうのが難しい転職理由です。納得性を得るためには、具体的な数字を提示して説明しなければなりません。会社の将来が不安なのであれば、決算の何らかの数字を用いて事実として業績の悪化が進んでいることを明示しましょう。業界の将来が不安なのであれば、業界の規模を表す数字などを用いて事実として業界が縮小していることを明示しましょう。この転職理由が難しいのは、「なぜ悪化や縮小が進んでいるのか、なぜ回復できないと考えているのか」に答えられるようにしなければ十分ではない点です。「なぜ悪化が進んでいるのか分からない」では無知をさらけだすことになってしまいます。志望理由に「将来、経営に係われるような仕事をしたい」を掲げていたら、その面接は絶望的です。
キャリアアップと同じように、なぜ今なのかへの回答も大切です。特に既に退職してしまっている場合は、「まだ潰れてもいないのになぜ今、退職したのか?」に答えれるようにしておきましょう。「潰れたわけではないのだから何も辞めなくても就業しながら転職先を探せばいいのでは?他に本当の理由があるのでは?」と面接官は思います。
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